建設業の原価管理/実行予算/現場担当者の儲ける力

つい社員にカッとなってしまった時は?

社長だって、むかし失敗したことありますよね

「あ〜、やってもうた。会社にバレたら叱られる・・・、クビか?」
「お客様、社長、みんなからの信頼を失うだろうなぁ・・・、はぁ〜」
「なんで、あの時にちゃんと確認しなかったんだろう・・・」
「明日、お客様に謝らないと、つらいなぁ・・・」

 

社長だって、むかし失敗してこんな思いをしたことはありませんか?
失敗した社員が、こんなふうに自分で反省しているとしたら?

 

つらい思いをしているときに社長からトドメを刺されるように怒られたら、社員は精神的にしんどいのではないでしょうか。人は他者から罰せられるよりも、自分で罪を反省しているときの方がつらい場合もあります。あるいは、失敗を犯した後に、会社に報告するかしないかを葛藤しているときなんかも苦しいですよね。失敗した本人は十分に反省して、すでに自分で自分に対して罰を科しているのかもしれません。

 

社員の失敗に対して、社長がついカッとなって感情的に怒ってしまうのは、良いとは言えませんよね。しかし、社員の成長のためを思って叱らなければならない時もあるでしょう。どのように叱ったら良いのか?難しいところではあります。宮大工棟梁の小川三夫氏は、「技を伝え、人を育てる 棟梁」の中でこう言っています。

 

“叱るといっても、叩いたり、小言を言ったり怒鳴ることばかりやないで。何も言わない叱り方もある。叱られたかどうかは自分が感ずるもんや。”

小川三夫「技を伝え、人を育てる 棟梁」(文春文庫)

その失敗は「罪」なのか?

無謀な挑戦も成功すれば会社への貢献!
挑戦も失敗に終れば、それは罪?
失敗しても会社や社員にとって良い経験ととらえれば貢献?

 

その失敗が罪なのかどうかは人の解釈しだいということなのでしょう。そもそも、お客様や会社を困らせてやろうと考えている社員はいないわけです。社員は会社のために頑張っている。それでも、人間だから失敗もある。 

 

もしかすると、社員はお客様のためを思ってやったのだけれども、余計なコストがかかってしまい会社にとってはマイナスだった、というケースもありますよね。その社員の行動をどう捉えるかは、社長しだいということになるのでしょう。罪は人が決めるもの、罰は自分で科するもの・・・

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